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【タップ×演劇×映像】はじまりのかんじょうそうこう 観劇レポート


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どうもです。

 

先日、梅田HEPで上演されていた舞台「はじまりのかんじょうそうこう」を観劇してきました。

 

今回は本舞台のレポを書いていきます。

※再演の可能性を考慮しネタバレなしで書いていきます!

 

 

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タップ×演劇×映像

 


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本作の最大の特徴は、タップ・演劇・映像の3分野を融合させた舞台という点です。

 

映像作家としても活動している舞台俳優の赤星マサノリ氏が、映像投影パフォーマンスStarMachineProjectの第2弾として「はじまりのかんじょうそうこう」を企画。

 

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そして、その「映像×舞台」の橋渡し的な役割として登場するのが、タップダンス。

 

「はじまり」というテーマをこの3分野を駆使して表現していくのが、今回の舞台の特徴であり魅力のひとつです。

 

アングラ演劇と練られた舞台構造

 

本舞台は明確なストーリーラインは存在しない、いわゆるアングラ演劇です。

「はじまり」というテーマのなかで、色んな登場人物の感情が走っては過ぎていきます。

 

私がこの舞台を観て最初に浮かんだのが、柴幸男の「あゆみ」でした。

 

 

登場人物である一人の女性を複数のキャストが演じながら、女性が子どもから大人に移り変わる「はじまり」の瞬間を捉えた作品。

近年では、同じくアングラ演劇を中心に行なっている「劇団しようよ」が上演したことでも話題になりました。

 

はじまりのかんじょうそうこうでも、複数の人物の日常の「歩み」を描いています。

 

その物語を多層的にしているのが、今回の舞台構造。

中心に舞台があり、それを挟むように観客席が設けられています。

近年多く使われている円形舞台と似た構造となっており、座る席によって見える風景が異なってくることや、観客の反応を観ながら舞台を観ることが出来るのがこの構造の魅力です。

 

で、今回の舞台はなんと、回ります!

そのため観客はまるで映画を鑑賞しているかのように視る角度が変化していくのです。

 

舞台を生中継

 

舞台の両端にはスクリーンがあり、「今、目の前で繰り広げられている舞台」がリアルタイムで映し出されます。

 

音楽ライブやスポーツで多く用いられているこの手法によって、観客は一方向だけでなく多方面からキャストの表情や動きを楽しむことが出来ます。

 

タップダンサー:細川慶太良

 

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※↑の写真は細川慶太良さんのツイッターアイコンから拝借いたしました。

 

演劇と映像に今回花を添えるのが、タップダンス。

躍っているのは、細川慶太良さん。

 

舞台が始まる前に細川さんが登場。

タップを披露し場を和ませた後、上演が始まります。

 

舞台中も時折挟まれる細川さんのタップ。

彼のタップの特徴は、力強さです。

軽快な音の合間合間に鳴り響く、地響きのような音。

その音たちが劇場のあらゆる方面へ走り出します。

 

つじあやのさんの爽やかな歌声と細川さんの強いタップが絶妙なコントラストを生んでいます。

 

 

というわけで、タップ・演劇・映像という3分野を織り交ぜた、奇妙かつ意欲的な作品でした。